さあや
今回は七夕に関するものがたくさん!ときめきが止まりません。
一緒に勉強していきましょう♪
- 天の川(あまのかわ)
- 逢瀬(おうせ)
- 織姫(おりひめ)
- 銀河(ぎんが)
- 牽牛(けんぎゅう)
- 笹舟(ささぶね)
- 夏の夜(なつのよ)
- 瑞星(ずいせい)
- 星の雫(ほしのしずく)
- 星祭(ほしまつり)
- 星合(ほしあい)
- 星の光(ほしのひかり)
- 夏の月(なつのつき)
- 鬼灯市(ほおづきいち)
- 祭笛(まつりぶえ)
- くじ取り(くじとり)
※「茶道手帳 令和3年版」淡交社 より引用 https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000001127/12/page1/order/
さあや
それでは、それぞれのご銘を見ていきましょう!
7月と言えば七夕!と言わんばかりの七夕関連の言葉ラッシュですね。
琴座のベガと呼ばれる織女(しょくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。
この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリーが生まれました。
京都地主神社HPより https://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/
中国から伝わり、日本でも七夕の節句は重要な五節句のうちの一つとなっています。
牽牛とは彦星のことだったのですね。初めて知りました。
色とりどりの短冊に願い事を書いたり、笹舟を流したり。
今でもこれらの行事は残っていますね。
星合というのも、七夕に織姫と彦星が会うことを言います。
星祭も密教の行事としての意味もありますが、ここでは七夕を指します。
瑞星はめでたい兆しを示す星のこと。
日中の厳しい暑さ故に夜の涼しさが恋しく、夏の月は涼しさを象徴する言葉とされます。
鬼灯市は東京浅草の浅草寺で7月9日、10日の2日間にわたって行われる鬼灯を売る市のこと。
平安時代頃より、観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられてきたが、室町時代末期(16世紀半ば)頃から、「功徳日」といわれる縁日が設けられるようになった。功徳日とは、その日に参拝すると、100日、1,000日分などの功徳が得られるという特別な日を指す。功徳日は寺社によって異なるが、現在、浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けている。このうち7月10日は最大のもので、46,000日分の功徳があるとされることから、特に「四万六千日」と呼ばれる。この数の由来は諸説あり、米の一升が米粒46,000粒にあたり、一升と一生をかけたともいわれるが、定かではない。46,000日はおよそ126年に相当し、人の寿命の限界ともいえるため、「一生分の功徳が得られる縁日」である。
あさくさかんのん浅草寺HPより https://www.senso-ji.jp/annual_event/13.html
そもそも7月10日が一年で最大の功徳日とされたことから始まりました。
四万六千日にともなうほおずき市の起源は、明和年間(1764〜72)とされる。四万六千日の縁日は浅草寺にならって他の寺社でも行なわれるようになり、芝の愛宕神社では四万六千日の縁日にほおずきの市が立った。「ほおずきの実を水で鵜呑み(丸飲み)すれば、大人は癪(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰があり、ほおずきを求める人で賑わったそうである。その愛宕神社のほおずき市の影響を受け、四万六千日の大本である浅草寺にもほおずき市が立った。ちょうどお盆の季節でもあり、ほおずきを盆棚飾りに用いる方も多い。
あさくさかんのん浅草寺HPより https://www.senso-ji.jp/annual_event/13.html
ほおづき市は最初愛宕神社で始まったようです。
鬼灯の実を水で丸飲みなんてできるのでしょうか・・・と思ったら、
鬼灯は、煎じて飲むと病気を防げるというお話のようです。
このように四万六千日の縁日ができ、ほおづき市が開催されるようになったということです。
祭笛やくじ取りも、縁日を連想させますね。
浅草寺は年に1度くらい行きますが、愛宕神社にはいったことがなかったので
今度行ってみたいなぁと思いました。
今回は七夕や星関係の銘がたくさんあってかわいいなぁとキュンとしました♪
昔から星とか好きだったのでうれしいな。神秘的なものに惹かれます。
鬼灯市のにぎやかな雰囲気が伝わってくるのもいいですね。
季節を感じると心が豊かになりますね。ここまで読んでいただきありがとうございました♪