さあや
7月のご銘③のご紹介です。
夏を感じる銘。一緒に勉強していきましょう♪
夏を感じる銘。一緒に勉強していきましょう♪
- 夕顔(ゆうがお)
- 朝顔(あさがお)
- 夕立(ゆうだち)
- 鳴神(なるかみ)
- 水遊び(みずあそび)
- 水牡丹(みずぼたん)
- 常夏(とこなつ)
- 蝉しぐれ(せみしぐれ)
- 蓮葉(はちすば)
- 浮き葉(うきは)
- 荷葉(かよう)
- 滴水(てきすい)
- 喜雨(きう)
- 白雨(はくう)
- 巌の苔(いわのこけ)
- 巌松(いわまつ)
※「茶道手帳 令和3年版」淡交社 より引用 https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000001127/12/page1/order/
さあや
それでは、それぞれのご銘を見ていきましょう♪
植物のこと
夕顔、朝顔といえば夏休みの宿題を思い出します。
朝顔を見ると夏が来たなぁという気がしますね。最近はあまり見かけませんが
色とりどりでかわいい形の花に夏を感じます。
蓮のこと
蓮葉、浮き葉というのは蓮のこと。
蓮の花は7~8月に見ごろを迎えます。花の命は短く、3~4日ほど。
荷葉は蓮の葉という意味もありますが、夏に用いる薫物の名でもあるとのこと。
名前の通り、蓮のにおいに似せた香りです。
天気のこと
夕立や白雨はザーッと降る雨のこと。
白雨は白くなるほど雨が降ること、夕立のことを言います。
鳴神は雷の神様ですね。
喜雨は夏の土用のころ、日照りが長く続いたときにようやく降る恵の雨のことをいいます。
常夏はまさしくずっと夏のような日が続くこと。
蝉しぐれは蝉が一斉に鳴き始め、まるで時雨のように蝉の声が聞こえること。
まとめ
今回は季節の植物である朝顔や蓮の花のこと、
また、ザーッと降る雨のことが多かったですね。
雨の呼び方だけでもいろんな名前がついていて、その時の人々の思いなどがあり
日本語は奥深いなぁと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪