7月のご銘④

さあや

7月のご銘④のご紹介です。
一緒に勉強していきましょう♪
  • 青柿(あおがき)
  • 青瓢(あおふくべ)
  • 桐一葉(きりひとは)
  • 木陰(こかげ)
  • 柿若葉(かきわかば)
  • 露草(つゆくさ)
  • 露の玉(つゆのたま)
  • 白露(しらつゆ)
  • 朝つゆ(あさつゆ)
  • 露滴(ろてき)
  • 朝涼(あさすず)
  • すず風(すずかぜ)
  • 帰帆(きはん)
  • 里帰り(さとがえり)
  • 露台(ろだい)
  • 水花火(みずはなび)

※「茶道手帳 令和3年版」淡交社 より引用 https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000001127/12/page1/order/

さあや

それでは、それぞれのご銘を見ていきましょう♪

青柿、青瓢などまだ青い植物

青柿、柿若葉、青瓢などは青い葉や実を連想します。

柿や瓢箪は秋に収穫を迎えるものたち

夏とともに、秋が旬の植物に秋の訪れを感じる。そんな季節の言葉です。

露(つゆ)を表す言葉

露草、露の玉、白露、朝つゆ、露滴などなど

つゆに関する言葉のなんと多いこと。

この時期は葉蓋というお点前があるくらい、涼しさや露に趣を感じていたのでしょう。

葉蓋に使う葉は、桐や蓮などいろいろ。

葉にたまった丸い水滴の美しさに感動し

葉蓋として使わせていただくことに感謝をしながらお点前をする。

散歩などで水滴を見るとついつい見入ってしまいますね。

涼しさを表す言葉

朝涼、すず風、木陰など、涼しさを感じる言葉もあります。

夏の日の朝の涼しさや、夕方に吹く涼しい風

カンカン照りだからこそ濃く出る木陰など

思い浮かべるだけで少し涼しくなりますね。

露台も、現代語でいうとバルコニーなど涼むところを表すそうです。

おまけで水花火も。水花火は水面上で上がる花火のこと。また、

植物のカヤツリグサを水花火とも呼ぶそうです。

まとめ

今回は少しずつ秋の訪れを感じつつ、

まだまだ涼しさを感じたい言葉たちがたくさん。

中でも露に関する言葉の数々に、思わず雨上がりの露を見るのが楽しみになりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました♪

2 COMMENTS

うたこ

お勉強になりました。お濃茶のお点前の時に、活用させていただきます。

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