- 本日のお点前:薄茶 茶碗荘、中棗、蓋置:竹
- 和菓子:風林堂の青梅
- 御銘:氷室
- まとめ
本日は先生に見て頂くお点前。薄茶 茶碗荘にしました。
茶碗荘とは、由緒ある茶碗や頂き物の茶碗など、大切なお茶碗を用いるお点前です。
茶碗荘では、運びの薄茶や棚とは一味違う準備をします。
仕込茶碗という準備に使うためのお茶碗と、お客様にお披露目するお茶碗の二つのお茶碗を使用します。
仕込茶碗には茶巾、茶筅、茶杓を用意します。
お披露目するお茶碗には帛紗と棗(薄器)を用意します。
他に準備で気を付ける点は、水指の蓋は塗蓋がお約束です。
準備ができたら、以下の手順で入場します。
- 水指を持って入る(準備)
- 仕込茶碗に茶巾、茶筅、茶杓を用意して入り、水指の上において仕込茶碗は持ち帰る(準備)
- 主役のお茶碗に帛紗、棗(薄器)を用意して入る
- お菓子をお客様へ出す
- 建水と杓を持って、入口で一度座って真のお辞儀。立って入場。
お点前中、他にも違うポイントと言えばこちら。
- お茶碗は水指の蓋が閉まるまで添手して扱う
- お客様へお出しする際には古帛紗を敷くこと
- 格が高いので本仕舞すること(中仕舞はNG)
お客様も古帛紗ごと取り込んで、お茶をそのまま飲んだりと、客の作法も勉強になります。
お茶碗が主役のお点前ですから、お茶を飲んで、帰ってきたところで問答があります。
「ずいぶん素敵なお茶碗ですが、ご由緒は?」など客の方が質問をしたら、由緒を説明します。
私の稽古のときは「お許状をいただいた折に、先生から頂戴しましたお茶碗でございます」と言っております。
「御作は?」なども聞かれるので、永楽善五郎などのお名前をお借りします。
今回は粉引茶碗というものを使用しました。御作忘れてしまった・・・来週聞こう。
ついに来ました!私の大好きな「青梅」のお菓子!
一年前に食べて感動したお菓子。一口食べると広がるさわやかなお味。
検索しても出てこないのですが、今度お店に突撃してこようと思います。
先生に先を越されてしまいましたが、今回は「氷室」。
高貴だから氷を食べられるのよ~と笑っていらっしゃって、エピソードがわかるとますます楽しいなと思いました。
何を言っているのかわからない方はこちらの記事もどうぞ!
もうすぐ6月も終わり。水無月で夏越の祓をしましょう♪
6月の和菓子 水無月ってなに?御銘については私も勉強中。6月に使えるご銘はこちらの記事にもまとめております。
6月のご銘① 6月のご銘②今回は運びの薄茶、棚にて薄茶の次に進む方が多そうな茶碗荘という点前をしました。
先生に、あなたもそろそろ濃茶に入らないとねと言われたのでワクワクです♪
ここまで読んでいただきありがとうございました!